悪夢の中学時代2
今回は、前に書いた中学時代の続きについて書きたいと思います。
いじめに耐えに耐えて8ヶ月ほど経ったある日、私はノートに自分がされたことを書いていました。
自分でも何かたまったものを吐き出したかったのでしょう。
そのノートを両親に見られてしまいました。
両親を悲しませたくない。そう思っていたのですが、とうとう発覚してしまいました。
両親は「気づいてあげられなくて、ごめんね。一緒に闘っていこう。」と言ってくれました。
学校へも連絡し、いじめていた連中の家にも連絡しました。
学校は話し合いの場を設けてくれましたし、いじめていた連中の家にも行き謝罪させ、二度とこんなことをしないように約束させました。
ただ1人を除いては…
主犯格のUと言う男は反省もせず、謝罪もせず、またUの親も何度自宅に電話しても出ませんでした。
そんなときに先生に立ち向かっていく強さも必要だと言われました。
その後も中学卒業までUは私への攻撃を辞めませんでしたが、私もただやられて弱っていくという姿勢を取らずに、どんと構えるようにしました。
しかし、Uはあからさまに私を攻撃するのでは無く、偶然のように廊下でぶつかって来たり、他の奴とボール投げをしながら、手がすべったふりをして私にボールをぶつけてくるなど、言い逃れが出来るように私を攻撃してくるようになりました。
私は今でもUが人生で一番憎い人間で何度殺しても、殺し足りないくらい憎んでいます。
書いていないエピソード以外にも3年間卑劣な仕打ちを私にして来ました。
私の人権は無いようなものでした。
ただ私がそれでも死を選ばなかったのは両親の愛情があったです。
どんな辛いときでも家族の愛情が支えとなりました。