悪夢の中学時代
小学生時代は友達が全く出来なかった上に、学校で声を発することも無く、コミュニケーションゼロの生活を送っていました。
たまに靴を隠されたり、悪口をたまに言われることは有りましたが、地獄では有りませんでした。
ところが中学に入り悪夢が幕を開けました…
誰ともしゃべらない私は悪意の塊の中学生たちの格好の標的でした。
中学に入り、教室に悪意が満ちているのをすぐに感じました。
入学して2,3日で悪口を一日中言われるようになりました。
「キモい」「死ね」「ダサい」
などなど一日中言われました。
授業中には消しゴムを切ったものを投げつけられ、給食は配られず…
次第にエスカレートし、廊下を歩いていると肩をぶつけて来たり、体育の授業中にもタックルされたりしました。
直接殴ったりするわけでは無いので、端から見たらたまたまぶつかっただけに見えたかもしれません。
ボールをぶつけられたりもして、ついには骨折させられました。
また、掃除中は水をかけられ、掃除をすべて押しつけられました。
毎日が悪夢でした。
でも中学生の私は世界が狭く、学校へ行かなくては行けないという気持ちが強く、逃げるという選択肢は有りませんでした。
しかし、私には死ぬという選択肢も無く、あんな糞な連中のせいで死んだら悔しいし、負けだし、何より両親が悲しむと思っていました。
また、両親にだけはいじめられていることは言えませんでした。
両親が悲しむし、心配かけたくない。
そんな思いから、どうしても言えませんでした。
そして、悪夢の日々が続いてもうすぐ1年というときにとうとう両親に知られてしまうのでした。